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趣味のイベントレポートなど。

クソアニメ「ポプテピピック」からソビえ立つものを待ちながら

・クソアニメという自覚
・クソという概念を考え直す
・敏腕プロデューサー須藤P
・神風動画という特攻隊
・2人はヤバい〇〇
・下水道というインフラ
・うんこドリルの流行
・野糞先輩
・土と内蔵
・アニメ砂漠にクソを埋める
・中指立てて未来を目指す
・スミコシを待ちながら

 

わがはじ！さんのエントリーを呼んで、一便催してみた。

 

ポプテピピックの原作は1巻の触りを読んだだけで、アニメの一話最速放送をAaemaTVでリアタイ視聴。数時間前に味わったアイドルマスター初星宴舞LVの感動の余韻がふっ飛んだじゃねーか！wwwと、さっきまでは黒い社長だった大塚芳忠さんのピピ美ボイスに酔いながら興奮していた。日高ピピ美がハイキンを直撃した。今、この気持ちを言葉に表すとしたら…いっぱいちゅき❤。見終わっ後の謎の興奮でリアル排便すら催してしまうくらいに。脳よりも腸内細菌が喜んでいるのかもしれない。クソアニメとは聞いていたが…これは存外に健康アニメの予感。 

 

アニメが終わって一夜明けて、中学生さくらちゃんのクリアカードに心を洗われたところで、昨晩のクソアニメには目当ての上坂さんが主演キャストではなかったことに気が付いた。いいさ、いつか、すみぺが出る日を待ちながら…。


そのとき、本業プロデューサーとしての、ティーンとした直感が告げる。これって「ゴドーを待ちながら」では？

劇作家サミュエル・ベケットによる不条理演劇の代表作。 ウラディミールとエストラゴンという2人の浮浪者は、会ったこともないゴドーという人物を待ち続ける。 「今日は来ないが明日は来る」というゴドーからの伝言で閉じる第一幕。そして繰り返される第二幕で2人は自殺を試みるも失敗する。ゴドーは結局来ない。そういう二幕構成の演劇。

 

そんな不条理演劇の本質に基づいたのかどうかは知らんけど、敏腕プロデューサー須藤孝太郎氏が真面目に立案したであろう特攻作戦、クソアニメ「ポプテピピック」。

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須藤Pの人となりについては、こちらを一読頂きたい。

 

マチアソバー的には大喜利集団としてお馴染みの神風動画が繰り出した第一陣は、大戦末期に我が国が捻り出した物哀しい精神攻撃と何処か重なる。妥協は死！クソキャラに乗せられた2人のエースパイロットの自爆攻撃は、世界トレンドに残る華々しい戦果を上げたと言っていいだろう。

クソアニメという捨て身の自覚から生まれるものを、うっかり一夜で夢見てしまう。
クソとは何だ？このクソ現代日本はクソに飢えてるんじゃないか？自分よりクソみたいな、愛おしいクソを。とんでもねぇ、待ってたんだ。心の底から、クソと呼べるアニメを。クソがクソを呼ぶ、円環のクソの理を。


インターネッツという下水道インフラから溢れ出る汚物たち。 2ちゃんねるという便所も壊れ、もはや便所紙にすらなれない亡国の本屋では、うんこドリルがベストセラー。

 

僕の心の師匠、野糞歴43年の野糞先輩こと伊沢先生は、うんこドリルにエールを送っていた。

 

最近読み始めた『土と内蔵』という本では、現代の医学と農学が虐げてきた人体と大地との繋がりを示唆していた。花が咲くように、人は糞をする。

 

鎖国状態の江戸時代に自給自足で3000万人の人口を養っていた、世界に誇れる糞インフラ。

この現代アニメ砂漠に、そろそろクソを返す日が来たのではないだろうか。ここにクソ王の墓穴を掘ろうじゃないか。とびっきりの便所穴を。

中指立てて未来を目指せ。挿入歌には筋肉少女帯の「エニグマ」をリクエストした。

 

通りすがりのポッツォは、従者ラッキーに命ずる。踊れ！そして考えろと。
しかし、ポッツォは盲目になり、ラッキーは何もしゃべらない。

 

スミコシを待ちながら、考えようか。明日生まれるかもしれない、クソのことを。
死人は便意を催さない。

『新春！青春！声優トークショー！』1部レポート

1/7（日）『新春！青春！声優トークショー！』1部

出演：高森奈津美、福原綾香　https://www.eventernote.com/events/141865


主催はFM OH!という珍しい仕切り、MCは同局でレギュラー番組持ってるDJみぃさん。 協力に府大と徳島大の同好会、SPOT編集部ということで良くも悪くも、いつもの学祭トークショーみたいな流れ。
ステージ両脇には門松、机にはダルマと大漁旗という謎の飾り付けで一応目出度い感じに。座席はアリーナ部に広めに椅子並べて横30×7列くらい。年末なつねぇTwitterくらいでしか宣伝見かけてないわりに集まった方ではというリアルな集客。
10分押しの1440開始。当日の衣装はみぃさんのインスタ参照。2人ともワンピースで、ちょっと中二感ある蒼い星空ふーりんと、地味事務グレーなつねぇ。

 

1.MCフリートーク

  • 2人の関係

大勢の中で一緒になることは結構あるけど、2人だけの仕事は初めて。そこから（ピットインとモグキチの収録で）コストコ行った話など。

 

  • 2017年振り返り

高：ものすごい場所へ、あちこち行ったこと。北海道から、沖縄は行ってないけど福岡とか初海外。印象に残ったのは上海。ふーりんによると常時テンション高森さんだったらしく、食事で不味い玉葱料理食べた時だけテンション下がってた。
福：声優としての仕事、役柄が広がったこと。特にキャプテン翼の岬君に受かったときは事務所あげて喜んでもらえた。声優って個人事業主ではあるけど、新人マネージャーがデモテープの編集手伝ってくれたことなど、色んな人に協力してくれてることをその時に実感できた。

 

  • お雑煮

高：白だし
福：ウチは変わってて、スルメ、どんこ（干し椎茸）、干し海老等で出汁を取る。祖母が旅館やってた流れで豪華な感じ。 

 

  • お神籤

高：大吉引いたけど、慢心するなみたいなこと書いてあるよね…。
福：まだ引いてない。2年連続で大吉引いてるから、悪いの引くかと思うと怖いよね。悪いのがよく出る浅草寺とかで敢えて悪いの引けばいいのではと高森アドバイス。

 

2.事前アンケートによる質問コーナー

  • お正月にしたこと

高：みかしーと2人だけの温泉旅行。温泉行って観光もせず部屋でしっぽり飲むってのをやりたかったが、飯食ってすぐに寝てしまったみかしー。みかしー寝た後に一人でまた温泉浸かりに行った。この話は、みかしーの（前日開催された誕生日）イベントでも話したと聞いたので。

三上枝織のみかっしょ！バースデーイベント（仮）
(第一部)
https://www.eventernote.com/events/137946
(第二部)
https://www.eventernote.com/events/137947

福：元旦に鹿児島の実家帰ったので、まずは飛行機乗っての帰省。後は孤独のグルメ一挙放送見たり。

※2人とも実家が田舎で周り何もねぇんだよ…という共通点。実家ではゆっくりしてた印象。

 

  • 初夢

高：見てない。
福：壁画のある謎の遺跡で…（会場から笑い声）
脳内に直接語りかける声（CV：杉田智和）が…（ここで会場大爆笑）
気付くと自分の隣にいた中村悠一さんに声をかけたかったらしい杉田神。
ふたりはやっぱりセットなんだよねーという、シュールな初夢に爆笑の会場でした。

 

  • 高森さんの笑い声について

ふーりん初夢で笑ったあとに、一八さんからの質問が採用。


私の笑い声って、誘い笑いなんだよねぇと本人も意識してる特徴的な笑い声。ふーりんは「なつさんレーダー」と呼んで、高森さんの存在を笑い声で察知してるとのこと。

 

  • お互いの良いとこ悪いとこ

福：なつさんのいさぎのよいところが良い。グループLINEに要件だけ書いてサッと抜ける感じ。
高：ふーりんの料理できることを尊敬。計画性とか手際の良さ、自分の体を労ってる姿勢。「ウチら体で仕事してるからねぇ…って変な意味じゃないよ！声でってことね！」


※お互いの悪い点については思いつかなくて、なつねぇ自己評価として自分のことを「ファッションクレーマー」だと評してたのが印象的。現場で、とりあえず「嫌だ！」「できない！」とか言ってしまうらしい。ふーりんは周りも不満点を言いやすくなるのでありがたいと評価。デレアニみくにゃんのエピソードなどが重なりますね。

 

  • 餅の利用方法

あまり餅使うから分からないというなつねぇに対し、レタスクラブネットにレシピ載ってた 「もちカレー南蛮」を提案するふーりん。レタスクラブ懐かしい！と反応して、というたまごクラブ♪ひよこクラブ♪と歌い出す高森さん。それ違うやつやから…。

 

3.エチュードのコーナー
シチュエーション、役柄、最後の台詞を抽選箱から引く形式にて。

  • その1：シチュエーション…初詣　役割…幽霊（福原）、旅館の女将（高森）、最後の台詞…「また来年」

三代前から経営がヤバい高森旅館の女将、福原幽霊の口利きで神様から打開策を聞いてもらことに。ホワイトボード裏にいた大学生スタッフにアドリブで答えさせる福原幽霊と、ボードの隙間から覗き込んで圧迫面接かける高森女将の絵面が面白い。

 

  • その2：シチュエーション…博物館　役割…声優（高森）、舞台女優（福原）　最後の台詞…「もうええわ　ありがとうございました」

エチュード1本で終わろうとしてたスタッフを2人で引き止めて、もう一本やろうという流れ。サンドイッチマン好きのなつねぇ提案で最後の台詞頭を「もういいぜ」に変えることに。
普段出さない高いアニメ声で声優？を熱演する高森さんと、謎の芝居がかった中二女優を演じる福原さん。門松を博物館の展示品に見立てて「なんと面妖な」とコメントする舞台女優ふーりん、博物館でキャピキャピしてた声優高森さんを見つけてスカウト、いきなりM-1グランプリに出演するという流れ。

 

4.書き初め発表
事前に2人が書いた書き初めを発表するコーナー。
高：「余力を残す」
福：「根を下ろす」

MCみぃさんより、私も書いたので見てくださいと見せたのが「ふーりんハピバ」という書き初め（書いたのは高森さん）。大晦日に誕生日を迎えた福原さんのサプライズ誕生祝いという流れで、なつねぇリードにてハッピーバースデー合唱。 運び込まれたバースデーケーキには2人の実写プリントチョコが乗っていて「これ宣材写真やん！」と突っ込むなつねぇ。キャラのイラストはよくあるけど実写は初めてとのコメント。
BGMが洋楽のハピバソングに変わったの聞いて「これ（LGメンバーの）リムジンバースデーで死ぬほど聴いたやつや！」と突然発狂しだす高森さんが面白かったです。

 

5.プレゼントコーナー
書き初めコーナーで使った書き初め、色紙5枚、2人が片目入れたミニ達磨をプレゼント。当たった人はマイクで名前とコメント言わされる晒しスタイル。
最後の当選者を見届けてから、初星宴舞LV向かうため中座して難波パークスに猛ダッシュしたためレポートはここまで。

帰りの出口には、2人が書いたと思われるもう一つの書き初めが貼り出されていて、なんだか身に沁みました…今年は健康第一でやりましょう。

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2人だけの接点は特になかった組み合わせでの、落ち着いた等身大トークを初イベントとして聞けたのは良かったです。あと、アイマス4thツアー大阪公演会場でもあった会場から初星LVを回すという謎のトロフィー。